日本初となる鉄道・バスのメタバースミュージアム「にしてつバース」を企画・制作。ユーザーにメタバース内でどのような体験をしてもらうかを主眼にコンテンツの企画や機能実装までを実施しました。ミュージアム内をアバターになって自由に回遊し、現実世界ではありえないほど近い距離から西鉄の車両をアプリの中で体感することができます。
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PROJECT
西鉄グループならではのメタバースミュージアムの活用方法
視覚的な体験やグローバルなコミュニケーションを展開が可能なメタバース空間を活用した西鉄の新しい取り組みとして、
メタバースミュージアムの構想が立ち上がりました。
当社はメタバース空間の活用企画の提案、コンテンツの提案、空間プロデュースなどに携わりました。
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CONCEPT
リアルな生活動線での接点が中心の西鉄だからこそ、メタバースへの参画を。
現実には難しい体験が可能なのがメタバース空間の魅力の一つです。
幼いころに電車やバスの運転士に憧れていたという方も、メタバース空間なら実現可能です。
魅力的なコンテンツを拡充していくことで遠方の方にも西鉄のファンになっていただく機会が創出できると考えています。
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CREATIVE
ただのミュージアムじゃない沢山の仕掛けを。
メタバース空間内では電車やバスの運転席に座り、様々なボタンを押すことができます。
実際の車両から録音したリアルな音声が流れますので、小さなお子様でもお楽しみいただく事ができます。
その他にも電車・バスのヘッド部分の展示なども行っていますので、是非アプリをダウンロードして体験してみてください。
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LAUNCH
「にしてつバース」グランドオープンと今後の展望。
日本初の鉄道・バスのメタバースミュージアム「にしてつバース」は、
2023年2月25日にグランドオープンし、現在はiOS版・Android版ともにアプリのダウンロードが可能です。
日々進化しており、GPSの位置情報を用いて駅名やバス停の表示を変えたり、
ローンチ1周年を記念して特別なギミックを仕掛け、ある場所でアプリを起動するとオープントップバスの特別展示を見ることも可能です。
今後はアバター同士の交流や、西鉄の様々な事業と連携したイベントなどを実施したいと考えており、
近々開業する桜並木駅とのコラボイベントももうすぐローンチします。
(※この内容は2024年3月15日現在の情報に基づきます)
タモリ倶楽部みたいなゆるいコンテンツが揃ったメタバースとかあったら面白いんじゃないですかね」
と言う、アイデアフラッシュが、あっという間にバスも電車も揃った仮想空間になりました。
メタバースを構築することが目的ではなく、
メタバースに来ていただいたユーザーにどのように西鉄を知ってもらうか、
そしてファンになってもらうかと言うゴールのため、仮想空間内でどのような体験をしていただくか。
その議論とアイデア出しにクライアントと共に多くの時間を費やしました。
たくさんの方々に「にしてつバース」のコンテンツを楽しんでいただけると幸いです。(高岸)
- Project Leader・Web Director
- 大野 高志・高岸 伸行
- Account Executive
- 小林 幸司
- Plannner
- 肥塚 凌伍